ブルサン・アイユ風 ガーリック・クリームチーズ



ブルサン・アイユ150gブルサン


フランスのブルサンというチーズがあります。熟成させたチーズではなくて、クリームチーズにスパイスなど香味の強いものを混ぜ込んだものです。外国製品も扱う品揃えのよい食材店なら必ずおいています。

クセの強い味の好まれない日本で一番人気のチーズなのだそうです。あるチーズの専門家が「たくさん複雑な味の上等なチーズを用意してチーズの試食会を開いたら<ブルサンが一番おいしかった>と言われてがっかり。でもブルサンの底力を実感させられる」と書いていました。そういえば、音楽でも、こういうことありますね。あれこれ工夫を凝らして選曲をしても、耳ざわりのよい「エリーゼのために」とか「タイスの瞑想曲」が圧倒的な人気だったりします。

話を元に戻すと、いくつかの味が出ていますが、その中でも私がすきなのはアイユ(ニンニク)です。

ブルサンのアイユは150gで680円ほどですが、今日はその味を思い出しながら、我が家流 ブルサン・アイユを工夫してみました。家庭で作れば150gでも材料は200円くらい。混ぜるだけなので、ものの5分もあれば出来上がりです。



<材料>
クリームチーズ 50g
すりおろしたニンニク 小さじ1杯
塩     適宜
黒コショウ(白でも) 適宜
ハーブ   適宜

<手順>
クリームチーズを10秒ほどレンジにかけて柔らかくした後、木べらで空気を入れるようにして混ぜる。すりおろしたニンニクを加え、さらに混ぜる。後は塩・コショウ、ハーブで味を調える。




私はハーブとしてイタリアン・ハーブミックスを使ってみました。容器にミルがついていて削0りながら使うタイプです。フランス風のチーズなのでエルブ・ド・プロバンスにしようかとも思ったのですが、こちらは加熱しないと硬い葉も入っているので、今回はイタリアンハーブを採用。本当のブルサン・アイユにはセルフィーユ、 シヴレット、エストラゴン、パセリが入っています。パセリでも、オレガノでも台所の棚にある使い慣れたスパイスで充分です。

ブルサンは150gですが、50gのクリームチーズで少なめに作りました。作った感じで、また自分で改良できますし、家庭で作る場合は消毒などもしないので、早めに使いきるほうが気分がいいからです。クリームチーズそのままでは味気ないし硬くて塗りにくいから一手間、といったところで、手順そのものは料理のうちには入りません。

それでも、これがあれば、バゲットを薄く焼いて塗りつけたら、もう他は何もいらない、という感じです。バターよりはカロリーも少ないですし、冷蔵庫に1つ入れておくと甘いジャムを食べることが結果として減らせます。

他にも
・小さく切ったサラミと砕いたクルミ
・黒オリーブの実とフレッシュ・パセリ
・ラム・レーズンとラム酒と砂糖
・アンチョビーとドライ・トマト
などがおいしいかもしれません。
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クリームチーズそのものが作れるかと思ったのに、とがっかりしている方がいらっしゃるかもしれません。牛乳、クリーム、お酢があれば、カッテージチーズの要領で作れますので、またご紹介します。